故事概况
物語のあらすじ
从前,在一个山里的寺庙里,住着一位和尚和一位聪明又乖巧的小僧。他们过着朴素的生活。和尚常年在外行脚,寺庙的日常事务便交给了小僧来打理。
昔々、山の中にあるお寺に、和尚さんと賢くて素直な小僧が暮らしていました。彼らは質素な生活を送っており、和尚さんはよく旅に出ていたため、寺の日常の世話は小僧に任されていました。
有一年冬天,和尚又出远门了,临走前交代小僧:“若是寺里出了什么事,就写封信交给山下的驿站,让人传给我。”小僧郑重地点头答应。
ある年の冬、和尚さんはまた遠くへ旅立つことになりました。出発する前に、小僧に言いました。「もし寺に何かあったら、手紙を書いて、山のふもとの宿屋に届けてくれ。」小僧は真剣にうなずいて約束しました。
没想到,几日后,寺庙遭遇了大雪封山,粮食快要吃完,柴火也不够了。小僧只好照着和尚教的写信方法,写了一封信,派人送到山下。可是他太小,还不太识字,结果写成了这样:
ところが、数日後に大雪が降り、寺は雪に閉ざされ、食べ物も薪も尽きかけてしまいました。小僧は和尚に教えられた通りに手紙を書こうとしましたが、まだ字をよく知らなかったため、こんなふうに書いてしまいました:
中文信内容(小僧所写)
尊敬的师父:
雪下得好大,我肚子饿得咕咕叫,柴也没有了,好冷。快回来吧。
小僧上
日本語訳(こぞうの手紙)
ご住職様へ
雪がいっぱい降って、お腹がグーグー鳴ってます。薪もなくて、とても寒いです。早く帰ってきてください。
小僧より
驿站的人看了这封天真稚气的信,不禁笑了出来,但还是立刻派人传信给了和尚。和尚收到信后,既感动又担心,立刻赶回寺庙,带来了食物和柴火。
宿屋の人たちはその素直で幼い文に思わず笑いましたが、すぐに使いを出して和尚さんに伝えてくれました。和尚さんは手紙を読んで感動し、同時に心配になり、すぐに寺に戻って食料と薪を持ってきました。
小僧看到师父归来,高兴得跳了起来。和尚摸着他的头说:“你写得很好,这封信救了我们。”
和尚さんが戻ってきた時、小僧は嬉しそうに飛び跳ねました。和尚さんは小僧の頭を撫でながら言いました。「よく書けたよ。この手紙が私たちを救ったんだ。」
故事的教训
物語の教訓
这个故事告诉我们,即使还年幼、知识有限,只要有诚意和勇气,也能传达出重要的信息,甚至救人于危难之中。
この物語は、たとえ幼くて知識が足りなくても、真心と勇気があれば、大切なことを伝えることができ、時には人を救うことさえできるということを教えてくれます。